たびするなら、たびたび失礼致します。
 ある作家のたびの旅苞。


作品紹介~これまでに制作した作品の紹介と説明

  2021~2025年に制作した作品
  ※画像は作品の一部分や制作途中、エスキースの物の場合があります
  ※出品歴は入選・落選を表してはいません
  ※2021年以降制作とありますが出品・発表年を考えて記載しています。

タイトル 奥飛騨 暮れる秋 16時頃の日差し    
                 hana20

制作年 2020年
使用画材 鉛筆、パステル、紙、パネル
サイズ F20号
参考資料 場所 岐阜県高山市奥飛騨の温泉郷
出品歴 第30回全日本アートサロン絵画大賞展
本作品について 描いたモチーフと基底材の下地が特徴的な作品です。モチーフは窓から障子を通して射した
日の影で、身近にある物を使って影を動かしたり暗さを変えたりして出来たシーンを、
写真で撮り資料にしました。
基底材は使用後の蚊取り線香の灰を膠に混ぜて、画用紙に下地塗りした物です。
自称、世の中で一番防虫効果のある素描作品と思われます。(焼けた蚊取り線香に防虫
効果があればですが…)
資料を基にそのシーンを構成して下絵を幾つか造り身内に見せた所、反応が乏しく
一般向けでないという反応を見て取りましたが、少し感想を聞けたのでその声を参考に
制作し完成させました。
画用紙に描いた下絵には無い下地の効果が有りました。白紙地ではなく有色の灰粉下地に
素描すると描き具合が随分変わるのだなと思いながら制作していました。


タイトル きらめく翅 文月の蝶
               hana21

制作年 2020年
使用画材 アクリル、水性形接着剤(酢酸ビニル樹脂)、
合板
サイズ F4号
参考資料 場所 静岡県富士宮市のキャンプ場とその付近
出品歴 第30回全日本アートサロン絵画大賞展
第39回吉井淳二記念大賞展
本作品について 前年に続いて同じ描法でF4号の小品を制作しました。モチーフも同じく昆虫です。
前回(「ぬめる灰色の雲際」という作品)との違いは平面的で明るくマッドな仕上がり
という所です。配色も和風を意識しました。F4号の大きさにどの様に蝶を描こうか
写真を並べて、色彩との構成を考えて完成を計画しました。
そうして完成した絵は普段描いていた絵と雰囲気が変わりました。灰色がかった色彩と
装飾性が無くも思えますが、図形的な構成が今作の特徴です。


タイトル 稲光と火の玉
               
            hana22

制作年 2021年
使用画材 アクリル絵具、パネル
サイズ S8号
参考資料 場所 特になし
出品歴 第39回吉井淳二記念大賞展
本作品について 生息地の情景 ドローイング」という作品が出来た時の様に、身近に合った紙類に
ドローイングをしていって出来た、幾つかの形象を組合わせて造った作品。なぜ馬と猪
なのか、稲光と火の玉なのかはちゃんとした理由やストーリーはありません。
描いた下絵のタッチが荒く早い感じを持っていたので、その感じを造りたいのと、それらの
形象を組合わせてよりそういった感じを強く出来ればと思い構想を練りました。
絵具を重ね厚みがある作品で、背景が紺や青なのは制作当時海をよく見る機会があった
からです。2匹の動物は上下に分かれていていて、その間に線上の色相が描かれています。


タイトル 承接模索 令和4年
               
        hana23

制作年 2022年
使用画材 アクリル絵具、コラージュ(包装・梱包等)、
紙、板
サイズ F20号
参考資料 場所 福井県敦賀市 敦賀港
出品歴 第47回Pre2023 ジャパンウィーク
2022年 スペイン・セビリア
本作品について 2018年制作の承接模索」という作品の制作法を使用して、コラージュ作品を新たに
造りました。曇り空とフェリー、港等の海景で、前作と同じで資料の写真のままだと暗く
寂しい感じの絵になるので、モチーフの主役であると考えていた曇り空部分を
素描やコラージュの技法、文字、料理の写真等を使用して別の感触を造りました。
別部分にも他に試みた表現があり、模索しながら完成させました。


タイトル 言葉は仮託に主想して、幽かに詩われた時
           hana28
制作年 2021年~2023年
使用画材 アクリル絵具、油彩、合板
サイズ F50号
参考資料 場所 下記の制作作品欄にあるドローイングを下絵に
した創作。モチーフにした特定の場所はなく、
その下絵をイメージや手元にある色々な資料で
具現しました
出品歴 第40回記念 吉井淳二記念大賞展
本作品について 下作品欄の画像が下絵だが、多分他の人が見たら何が描かれているか分からないと
思います。それを分かる様に具現したり、油画の技法を使ったりして仕上げました。
資料を使った所以外は空で描いたので描写がいつもと違うと思います。遠近感や物の
大きさ、人体の描き方が正しくないけれども、絵画として見られればと思いながら描いて
いました。
一見ルネサンス風の古典絵画に見えるかもしれませんが、シュールレアリズムを意識して
制作しました。
画像は油彩を使う前のアクリル絵具で描画した状態のもの。


タイトル 承接模索 令和5年
               
         hana29

制作年 2023年
使用画材 アクリル絵具、コラージュ(包装・梱包等)、
紙、板
サイズ F50号
参考資料 場所 静岡県掛川市の公園で展示されている
1938年製 蒸気機関車C5849
出品歴 第48回 ジャパンウィーク2023年
スペイン・セビリア
本作品について 前年にジャパンウィークへ出品した品がコラージュ作品だったので、続けてコラージュで
20号から50号へ大きさを変えて出品しました。この一連の作品では機械が描かれて
いて、今回は機関車をモチーフにしました。しかも、3方向から描かれていています。
かなりざっくりとした意匠を考えて、大まかさと描き込みが細かい所が合わさった
作品になりました。
アクリル絵具で描く部分が少なく(描画の面積の事ではない)、コラージュと素描と
図形がこの絵の特徴を良く出していて、興味を持たせる動力になっていると思います。


タイトル 志摩の気候と羊歯の道
               
    hana30

制作年 2024年
使用画材 油彩、アルキド樹脂絵具、合板
サイズ F30号
参考資料 場所 三重県志摩市 横山の山道
出品歴 第36回しんわ美術展
本作品について この作品の特徴は下地にあります。合板に砥の粉を塗って下塗りをしてき、
描画していきました。最近では珍しくほぼ油彩だけで仕上げていきました。
コンポーゼグリーン フタログリーンが安く手に入ったので描画に多く使用しています。

モチーフは志摩の英虞湾を一望できる山で、2017年の春に散策しました。
私は海岸ではなく羊歯植物がよく生えている山道を描きました。行った日は晴れていて
とても見晴らしのいい景色を眺める事ができました。

×→コンポーゼグリーン  ○→フタログリーン


タイトル 連作 山里の軟らかな稲と風
               
    hana31

制作年 2006、2024~25年
使用画材 油彩、アルキド樹脂絵具、綿布、合板、木材、
木工ボンド、額装用の木材、吊り紐
サイズ 変形80号
参考資料 場所 奈良県某市 稲田・茶畑
出品歴 第6回丹波アートコンペティション
本作品について 美大生だった時に学園祭の時期に合わせて、小品の風景画を数点制作した事がありました。
稲田や田舎の風景等の絵です。制作方法は実際にスケッチしたり、写真を撮って資料に
したりして造っていったと思います。(2006年位の時)
数年前に関東・中部地方から近畿に引き上げてきた時、その荷物にある絵の仕分けを
したのですが、小品だからか倉庫ではなく住まいに持ち帰っていたのがこの小作品数点。
保存状態が悪く修復するか廃棄するかという状態なのを、2023年に「Webサイトと
補修作品」展をしたのを機に、少しずつこれまで描いた作品を補修していく気持ちが
蓄えられていきました。その力でなんとか補修して改めて世に発表する事が出来ました。
(作者の酷い怠慢が招いたが…)

過去に描いた数点と最近制作した同じ地域の風景画1作品を額装して、1つの作品として
造り纏めました。

モチーフは稲田と茶畑で、他府県でもよく見られるような風景を描いていますが、
祖母の故郷を描いた絵です。


タイトル 下絵、ドローイング、エスキース    
       hana24

制作年 2021~2022年
使用画材 鉛筆、水彩絵具、紙
サイズ A3サイズ以下
参考資料 場所 特になし
出品歴 特になし、発表する作品の下絵等の元になる
イメージ、素案
本作品について 本ページに使用している素描等の画像がこの項目内容に当たります。下絵として描く物
から着想も何もない状態で筆やナイフを動かして出来る物等色々あります。
出来た物がどうにもイメージが湧かなかったり、絵にならなかったり、
新たに完成させようと絵を描くに至らない事も多々ありますが、最近はこうして出来る
作品が増えている気がします。


タイトル 洞庭藍、九蓋草、マリーゴールド、百合、
躑躅、菖蒲
           hana25
制作年 2021年、2022年
使用画材 アクリル絵具、色鉛筆、紙
サイズ はがきサイズ 8.8×14.0
参考資料 場所 島根県隠岐郡の諸島、奈良県内某所
出品歴 第31~第32回花の絵コンクール(神戸市)
本作品について 2016年から出品している公募展のための作品です。2021年からは花だけではなく
人物も絵に加わって、イラストの感じが強くなっています。しかし、私としてはイラスト
としてだけではなく人物画の表現やクロッキー的な感じ、構図や絵全体から受ける印象等を
考えて制作しています。漫画っぽく描かれていますが、絵画に応用できないものかと
思案しています。